伊豆下田の南豆製氷を  未来に活かすサイトです。
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日誌2009.10.15 100枚のアピールはがき
南豆製氷の文化財登録の継続をお願いする内容のアピールはがきが
100枚に達し、所有者の方に郵送しました。ご協力に感謝します!

建物を残すも壊すも、所有者の自由です。ただ、2007年に国の
登録有形文化財に指定された南豆製氷は、文化財プレートにも
書かれているとおり、下田市民だけでなく「国民の大切な財産」です。

下田で来年度から施行される景観条例も、元はといえば内外の市民に
よる南豆製氷の保存運動がきっかけで機運が高まり実現しました。

景観重点地区に指定されるペリーロードを目指して旧町内を散策すれば、
あちこちで歴史ある建物に出逢います。そんな下田の入り口で巨大な
石造の産業遺産が訪れる者を迎える…。今ならその未来を選ぶことが
できるのです。

伊豆の東海岸では観光資源として見直されている伊豆石。半島最大の
石造建築である南豆製氷は、日本の石造文化の一端を成す歴史的
価値ある遺産です。

大正末期の建造当初、アメリカから輸入した機材を使った最先端の
製氷工場として当時の業界誌にも紹介された南豆製氷は、長く下田の
水産業を支えた近代化遺産です。製氷業に必要な機械室、製氷室、
貯氷庫が残された、全国でも希少な産業遺産です。今年の11月には
伊豆の国市で「近代化産業遺産群サミット」が初めて開催されます。

また、保存運動の過程ではライブや写真展、作品展、詩の朗読会、
勉強会、インスタレーション、キャンドルナイトなど、下田内外の来訪者が
共に楽しいひとときを過ごした格好のイベント会場でもありました。

現在、市は所有者の方の意向を受けて建物の老朽化を理由に文化財
登録の抹消手続きを進めています。下田の将来的な観光資源となる
大きな可能性をもった建物が、このままでは解体されてしまいます。

南豆製氷は2004年に操業を停止するまで80年以上にわたって
現役の工場として港町下田に氷を提供し続けました。廃業後の建物は
それまでとは全く異なる自然環境にさらされており、当然各所で劣化は
進行していますが、果たして保存が不可能といえる状態なのでしょうか。

幾多の地震にも絶えてきた建物です。自然災害の多い伊豆半島で
なぜ石造文化が栄えたのか。何百年もの間に蓄積された石工たちの
耐震技術の秘密は、ようやく専門家による研究が始まったところです。

明治の和洋折衷様式で建てられ、重厚なおもむきのあった旧下田
小学校は高度成長期の波の中で失われ、いま、南豆製氷は財政難を
理由に失われようとしています。下田小学校のように何十年も経てから
価値が見直されるのでは遅すぎるのです。

文化庁の原簿から抹消され解体されてしまっては、活用に向けた
青写真を描くことすらできなくなってしまいます。

これからも100枚ごとに所有者の方にはがきをお送りする予定です。
引き続きみなさまのご支援とご協力をお願いします!

※はがきアピールについては「南豆製氷を残そう」をご覧ください。

(hanami)
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by nanzu-plus | 2009-10-16 00:00 | 日誌
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南豆メモ
南豆製氷 消滅


これまで建物を
残してくださった
所有者に向けた
≪ありがとう募金≫
2013.11.30 終了
合計:36万3,593円

::Links::::::::::::::::::::::::::::::
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下田TMO
NPO地域再創生プログラム
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