伊豆下田の南豆製氷を  未来に活かすサイトです。
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木造の第ニ製氷室、解体へ
2008年12月12日

木造の第ニ製氷室、解体へ

南豆製氷(なんずせいひょう/所在地:静岡県下田市1-6-18)の
保存と再生を目指して活動している内外市民のグループ
「南豆製氷応援団」(代表:清田康弘)からのお知らせです。

南豆製氷の所有者である田中俊昭さんが、建物の安全確保の一環として
第ニ製氷室を含む木造部分の解体と建物の外壁への安全ネットの設置を
実施することになりました。

南豆製氷の建物は伊豆石造りの機械室・第一製氷室・貯氷庫と、木造の
第ニ製氷室によって構成されています。第ニ製氷室は昭和時代に当時の
氷の需要に応えるために増築されたと言われており、下田漁業の最盛期を
今に伝える建物です。木造ですが、製氷プールや小屋根付きの屋根組み
などは大正末期に建造された第一製氷室と同じ構造になっています。

建造当初からの第一製氷室は建物の中に入らなければ見学できないため、
南豆製氷応援団は同じ構造で道路側から見ることのできる第ニ製氷室を
整備して、2007年6月から夜間にライトアップして一般に公開してきました。

第ニ製氷室や木造部分も下田の歴史を伝える大切な産業遺構であり、
教育委員会などによる本格的な調査も行われることなく失われるのは
本当に残念です。15日から予定されている工事で第ニ製氷室が解体
されれば、何十年にもわたって下田のまちなみの一部として親しまれてきた
南豆製氷の三つ屋根のシルエットも見られなくなります。
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(写真は12月13日、ルート135から見た工事開始前の三つ屋根シルエット)

応援団は6月末以降は南豆製氷の一般公開やイベント開催を中止して
所有者の要請で建物の管理・運営を終了しました。10月末には市長も
下田市の関与を断念したため、建物の未来は所有者の田中さんに
委ねられています。

田中さんは伊豆石造りの外観は保存するご意向ですが、建物の内部は
改修するとのことです。日本の近代製氷業の様子を今に伝える国内でも
希少な産業遺構である第一製氷室だけでも、なんとか内部を保存しつつ
改修していただきたいと思います。

なお、南豆製氷は11月22日から24日にかけて旧町内を舞台に実施された
「伊豆下田ミステリーツアー」のミステリースポットのひとつとして、
期間中は応援団メンバーが機械室と第一製氷室をご案内し、多くのイベント
参加者や見学者にご来場いただきました。

南豆製氷応援団はこれからも南豆製氷に関わる活動を継続する所存ですので、
引き続きみなさまの暖かいご理解とご協力をお願いいたします。

※解体の様子については「日誌」をご覧ください。

※お問い合わせは下記までお願いします:
南豆製氷応援団・事務局→nanzu@center.email.ne.jp

南豆製氷応援団
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by nanzu-plus | 2008-12-13 10:00 | 情報
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南豆メモ
南豆製氷 消滅


これまで建物を
残してくださった
所有者に向けた
≪ありがとう募金≫
2013.11.30 終了
合計:36万3,593円

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