伊豆下田の南豆製氷を  未来に活かすサイトです。
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カテゴリ:情報( 66 )
伊豆下田の近代化遺産・旧南豆製氷所、消滅
伊豆下田の石造の近代化遺産・旧南豆製氷所、消滅
撮影日:2014年4月27日
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※南豆製氷の隣で私たちの活動を見守ってくれた住吉稲荷に参拝。
 「日誌」を掲載しました。

下田まち遺産企画 第4弾 ≪さらば南豆製氷、元祖下田まち遺産≫
下田市旧町内・澤村邸の蔵にて2月11日から18日まで開催しました。
250人ほどの来場者がありました。ご協力いただきました皆様、
ありがとうございました。企画展はこれからも開催します。

※企画展の内容なども時間ができたらUPします。

更新情報
・2014.4.27 「日誌」を更新しました
・2014.4.14 「南豆製氷の画像」→4月14日の写真をUPしました
・2014.2.26 「南豆製氷の画像」→伊豆石ギャラリー
・2013.12.15 「南豆製氷の画像」→ぐるっと一周(コメント付き)
・2013.12.6 「日誌」→12月4日の日誌をUPしました
・2013.4.3 「報告」→広報文「NPO地域再創生プログラムからのメッセージ」
・2013.4.3 「報告」→南豆製氷を下田まち遺産に登録しよう
・2013.4.3 「募金」→広報文「所有者に感謝するありがとう募金」
・2013.2.5 「報告」→建造90周年記念写真展
・2012.11.15 「情報」→伊豆新聞に掲載された寄稿文
・2012.9.17 「報告」→市議会向け陳情書

******************************

※1月25日付けの読売新聞が南豆製氷の記事を掲載しました。
解体時には下田市教育委員会が建物の調査を実施します。
読売新聞→http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20140124-OYT8T01125.htm

******************************

2004年にまちづくり会社の下田TMOが保存運動を始めてから十年。
2008年に下田市が購入を断念して草の根集団の南豆製氷応援団が
建物の管理・運営から撤退して以来、応援団有志として一人でも
できることをやろうと細々と活動してきましたが、もとより力不足でした。

長年にわたって、あるいは近年から応援してくださった皆様、ごめんなさい。

伊豆半島の南端、幕末開国で有名な下田の旧町(港町地区)の
玄関口に大正末期からたたずんできた旧南豆製氷所(なんずせいひょう)。

1923年(大正12年)に建造され、2013年に90周年を迎えました。
2004年に廃業するまでおよそ80年間も水産業界に氷を供給し続けた
港町下田の歴史の生き証人です。

稲生沢川の下流、かつて港として栄えた大川端に連なる旧町の一角で
下田に歴史の町としての風情をかもし出してきました。

伊豆が古くから石材の産地だったことから、地元の伊豆石が使われた
石造の近代化遺産です。伊豆に残存する最大の伊豆石建築であり、
2012年9月に国内認定された伊豆半島ジオパークの“ジオスポット”
としての価値もある建物です。

2005年に下田市が購入の意向を表明、購入するまでのピンチヒッター
として篤志家(現所有者)が2006年に2年間の期限付きで購入。
その流れの中で市内唯一の国登録有形文化財に指定されています。

期限であった2008年に市が財政難を理由に購入を断念して以来、
所有者の方も建物の処遇に困り、解体やむなしと判断されたようです。

保存運動が始まった当初から“購入に1億円+耐震化に1億円"と
想定され、資金調達と投下資金を回収するための事業計画が
保存・活用への障害となってきました。

この9年間に南豆製氷を取り巻く状況は変化し、観光施設としての
活用可能性は近年ようやく現実味を帯びてきたところでした。

レトロな景観で観光客に人気のあるペリーロードまで一直線という
絶好の場所に立ち、2005年から4年間の保存運動の過程では
作品展、ライブ、詩の朗読会、ダンス、演劇、映画上映、勉強会など、
多彩なイベントが開催され、内外市民の交流の場となりました。

「歴史的な建物を失うことは町の歴史を失うに等しい」

市民と行政が連携して進めていた保存運動の中で生まれた
“下田まち遺産”という考え方の元祖であり、2010年に施行された
下田市景観まちづくり条例の原点となった南豆製氷を失うのは
“歴史の町”下田にとって大きな痛手です。

ただ、最盛期には内外の多くの人々を巻き込んで展開された
南豆製氷の保存運動は、私たちに多くのことを教えてくれました。

すでに2008年に所有者が解体を表明していたためなのか、
南豆製氷そのものは内外市民の要望にもかかわらず最後まで
認定されることはありませんでしたが、下田には今や後世へ
大切に伝えたい130もの“下田まち遺産”が登録されています。

解体は取り返しのつかない最悪の結末ですが、“元祖下田まち遺産”に
敬意を表する意味でも、ここでくじけずに南豆製氷に与えられた教訓を
後世へ伝え活かしていくことが私たちに残された課題だと思います。

“元祖下田まち遺産”南豆製氷は、素晴らしい思い出と共に
未来へ伝えるべき多くの遺産を残してゆきます。

南豆製氷を未来へ!

南豆製氷応援団
英 みどり
nanzu@center.email.ne.jp
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所有者に感謝を表わす≪南豆製氷・ありがとう募金≫について

「これまで南豆製氷にかかわるコストとリスクを一身に負ってこられた
所有者に市民の感謝を伝える機会がこれまでなかった」という一市民
からの提案で、南豆製氷応援団は建物を今日まで残してくださった
所有者に感謝の気持ちを伝える≪ありがとう募金≫を呼びかけました。

おかげさまで、下田市民の皆様、これまで南豆製氷の再生に共に
取り組んできた市外の協力者の皆様、今回初めて南豆製氷のことを
知った皆様はじめ、街頭募金に応じてくださった観光客の皆様から、
11月30日までに36万3,593円の募金が寄せられました。

ご賛同いただきました皆様、本当にありがとうございました。

募金は感謝の表現として所有者の方にご迷惑がかからない形で
お届けする方向で検討中です。詳細が決まり次第、ご報告します。

※「募金」カテゴリもご覧ください。
※3月25日付け静岡新聞(夕刊)記事→「報告」カテゴリをご覧ください。

******************************

これまで南豆製氷の行く末を見守ってきてくださった皆様にも様々な
想いがあることと思います。メッセージがあれば、下記へお願いします。

南豆製氷応援団・事務局
〒415-8799 静岡県下田市2-4-26下田郵便局私書箱21号
nanzu@center.email.ne.jp
FAX 0558-22-3166

田中俊昭さん(所有者)
→南豆製氷応援団・事務局にお寄せください。ご本人にお届けします。

楠山俊介 下田市長
〒415-8501 静岡県下田市東本郷一丁目5-18 下田市役所

川勝平太・静岡県知事
〒420-0853 静岡県静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁

******************************

・これまでの経緯と現状について→「情報」カテゴリへ。

・南豆製氷応援団が現所有者に建物を返還した2008年末までの
 詳しい経緯→「南豆製氷とは」カテゴリ→「これまでの経緯」へ。
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by nanzu-plus | 2014-04-27 18:22 | 情報
≪南豆製氷1923-2013≫建造90周年記念写真展
≪南豆製氷1923-2013≫ 建造90周年記念写真展

・日時:2013年1月19日(土)~27日(日) 10:00~19:00
・場所:下田市旧町内 伊勢町通り“ハリスの足湯”隣の空き店舗

※写真:南豆製氷の前身、伊豆製氷冷蔵株式会社(大正12年『賀茂郡勢概要』)
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伊豆の港町下田に大正末期から立つ国登録有形文化財・旧南豆製氷所
(なんずせいひょう)は2013年に建造90周年を迎えました。

当時最先端の機材を導入して伊豆半島で最初に建造され、80年間も
地域の水産業を支えた国内では珍しい木骨石造の近代化遺産です。

伊豆の石材・石造の伝統と術を今に伝える最大の石造建築として、昨年
9月に認定された伊豆半島ジオパークの“ジオスポット”に値する建物です。

近年ようやく定着しつつある“下田まち遺産”や下田市景観まちづくり条例
(2010年施行)も、内外の市民やまちづくり組織が行政と共に取り組んだ
南豆製氷の保存運動から生まれました。

レトロな町並みで観光客にも人気の“ペリーロード”に至る旧町の玄関口に
立つ南豆製氷は、保存運動がさかんだった時期には住人と旅人の交流と
表現の場として開放されていました。

保存をめぐる紆余曲折を経て今や解体を待つばかりの状況に直面していますが、
下田の人々の営みを90年の長きにわたって見守ってきた町の歴史の生き証人に
敬意を込めて写真展を開催し、改めてその価値と保存を訴えたいと思います。

ポスターのダウンロード
チラシのダウンロード

下田市に南豆製氷の保存・活用の再検討を要望する署名は、解体が
確定するまで希望を持って継続しています。私たちが所有者と市に
関心を示すことが重要です。

下田の大切なまち遺産を次代へ活かすため、皆様のご理解とご協力を
なにとぞよろしくお願いします。

・署名用紙のダウンロード→ http://nanzu.exblog.jp/ トップ画面から
・Facebookからの署名→ http://www.facebook.com/nanzuseihyou/

・主催:南豆製氷応援団
・連絡:0558-22-3166(はなぶさ)
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by nanzu-plus | 2013-01-18 03:00 | 情報
伊豆新聞に寄稿文が掲載されました
2012年11月15日付けの伊豆新聞に寄稿文が掲載されました。
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記事のPDFをダウンロード
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by nanzu-plus | 2012-11-15 17:00 | 情報
8月29日、下田市長に署名を提出
8月29日に下田市長に署名を提出しました。

・伊豆新聞(2012年8月30日)記事
「まち遺産 保存・活用を/署名705人添え要望」

・静岡新聞(2012年8月30日)記事
「旧南豆製氷所 保存検討を/市長に署名705人分」

署名は年豆製氷の命運が決するまで続行します。ご協力よろしくお願いします。

署名の内容→「南豆製氷を残そう」カテゴリをご覧ください。

署名用紙のダウンロード

※Facebookからメールでも署名していただけます。
 →http://www.facebook.com/nanzuseihyou

南豆製氷応援団
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by nanzu-plus | 2012-09-07 00:00 | 情報
企画展:明日の下田を歩く~南豆製氷活用のすすめ~
下田まち遺産企画展 明日の下田を歩く ~南豆製氷活用のすすめ~
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・2012年7月5日~8月26日 13:00~19:00
・いっぷく堂まちだなギャラリー
(下田市旧町内 町店(まちだな)通り、スーパーAOKI並び、
カフェバー茶気茶気前)

※チラシのダウンロード→http://sgym.web.fc2.com/nanzdir/2012asunoshimoda.pdf

下田の人たちが昔から大切にしてきたもの、これから新たに
大切にしていきたいもの―。それが「下田まち遺産」です。
これまでに建物や自然の風景など130件が選ばれています。

昔からの港町地区である旧町内には、まち遺産に選ばれた
伊豆石造りの民家が点在しています。開国の史跡をたどる
これまでの散策路に加えて、建物、風景、風物など多彩な
まち遺産を巡る散策路が下田の新たな観光資源となって
ゆくでしょう。
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「下田まち遺産」の考え方の原点となったのが、2004年に
始まった市民による旧南豆製氷所の保存運動でした。

南豆製氷は大正時代から下田の水産業を支え続けた歴史の
生き証人であり、港町下田の原風景の中に90年近く
たたずんできた建物です。
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全国でも珍しい石造の近代化遺産で、市内で唯一「国民的財産」
としての価値が認められた国の登録有形文化財です。
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2008年に下田市が購入を断念してからは保存運動も衰退し、
建物は9月に解体されてしまいます。市内外の有志が購入・活用の
道を模索していますが、資金調達のめどはたっていません。

下田観光の窓口、地場産品のアンテナショップやイベントに
使える多目的施設、住人と旅人の憩いの場、あるいは伊豆半島
ジオパークのビジターセンターなど、様々な可能性に満ちた
下田独自のまち遺産である南豆製氷の保存と有効活用を
最後にもう一度だけ考えてみませんか。
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主催:南豆製氷応援団有志 連絡先:0558-22-3166(はなぶさ)
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by nanzu-plus | 2012-08-01 00:10 | 情報
「第1回 伊豆景観フォーラム」の開催について
※静岡県主催のイベントです。以下、案内文を転載します。

****************************************

平成24年7月30日

関係各位

静岡県下田土木事務所長

「第1回 伊豆景観フォーラム」の開催について

盛夏の候、貴殿におかれましては益々ご清祥のことと
お慶び申し上げます。

平成17年に景観法が施行され、景観に対する取り組みが広がってきて
います。その中で、行政ではなく、住民が先陣を切って熱心に美しい
景観まちづくりに励んでいる人が伊豆の地域にいらっしゃいますので、
その方々を招き、下記のとおり第1回景観フォーラムを開催いたします。

本フォーラムではそんな積極的に景観まちづくりに取り組む住民の方を
中心に、目指すべきまちづくりの姿などを考えていきます。伊豆地域の
人々が景観に目を向け、美しいまちづくりに取り組むためのスタートに
なればと思います。

つきましては、お忙しいところ恐縮ですが、ご参加いただきますよう
よろしくお願い申し上げます。



1 名称  第1回 伊豆景観フォーラム 
「住民主導の景観まちづくり」~今こそ、魅力ある景観を考える時~(仮)

2 開催日時  平成24年8月10日(金) 18時30分から20時

3 場所  いっぷく堂まちだなギャラリー
(住所:下田市1丁目21-23、別紙地図参照)

4 プログラム

(1)取組内容紹介(南豆製氷応援団事務局、世界でいちばん
富士山がきれいに見えるまち宣言実行委員会)

(2)トークセッション

5 パネラー
 南豆製氷応援団事務局 英みどり氏
 世界でいちばん富士山がきれいに見えるまち宣言実行委員会 端山晋一氏
 静岡県地域づくりアドバイザー 伊藤光造氏
 建築家 安藤 泰氏
 松崎町企画観光課商工観光係 深澤準弥氏

担当 都市計画課 竹田
電話 0558‐24‐2110
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by nanzu-plus | 2012-08-01 00:00 | 情報
20120329 これまでの経緯と現状
※某ウェブサイト経由で南豆製氷についてご質問をいただきました。
以下、その方への回答としてまとめた内容を再構成したものです。
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南豆製氷―保存運動の経緯と現状、これまでの失敗の原因について

旧南豆製氷所(なんずせいひょう)は幕末開国の港町下田に残る石造の
産業遺産です。2008年には国の登録有形文化財に指定されています。

1923年(大正12年)に地元の出資で漁業用の氷を供給する目的で
建造され、80年以上も下田を見守ってきた“まち遺産”です。

2004年に廃業。下田市商業協同組合が町の活性化につなげたいと購入、
まちづくり会社の下田TMOに活用案を委託。以後、東京のNPOや、
金はないが協力したい市民有志の南豆製氷応援団も保存運動に参加。

市長も保存に意欲を示し、自らスポンサーを探して奔走、新聞にも寄稿。
下田市役所内に「旧南豆製氷所有効活用検討委員会」が発足。

それからは、市が南豆製氷を購入して市民や観光客の交流拠点として
運営する計画を念頭に保存運動が展開されました。

現所有者も、この流れの中で市を支援するために2006年に南豆製氷を
購入した篤志家です。当初から「市が買い戻すまで2年間の期限付きで
所有する」とコメントされていました。
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ところが、残念なことに市は2008年頃に南豆製氷の保存を断念。

保存運動の過程では、市が購入するなら構造補強費を提供するという方や、
自分が購入して市に寄贈するという篤志家も現れました(市がこうした
申し出をなぜ検討しなかったのか、理由はわかりません)。

現所有者も建物の処遇に困り、老朽化が進み崩落などの危険性が
増しているとの指摘を受けて解体やむなしとの考えに至ったようです。

南豆製氷は国登録有形文化財なので、解体するには手続きが必要です。
2009年に解体申請を行った際には文化庁が同意しなかったようですが、
昨年の東日本大震災を受けて行政側の考え方も変わってきたそうです。

2012年3月末現在、南豆製氷はもはや解体を待つばかりです。
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保存に失敗してきた最大の原因は、コストが高すぎることでした。

南豆製氷は約1億円で購入したあとも、建物の構造を補強するために
さらに約1億円の資金がかかると言われています。

市民が南豆製氷を購入しようという提案は何度となく浮上しましたが、
コストが巨額すぎて手が出なかったのが実情です。

南豆製氷は機械室・製氷室・貯氷庫の3つの棟が近代的な製氷工程を
現代に伝える全国でも珍しい近代化遺産です。
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昔から石材の産地である伊豆ならではの石造建築、港町下田ならではの
水産業を支えた産業遺産、旧町への入り口に建つ抜群のロケーション、
製氷という本来の用途に由来するダイナミックな内部空間…。

なんとか残せないものか―。

現在、下田内外の有志が保存の道筋を求めて奔走しています。

南豆製氷にかかわる新展開などがあった場合は当サイトでご案内します。

どうぞ一人でも多くの友人・知人に南豆製氷のことを伝えてください。

皆様のご支援・ご協力に感謝します。
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※南豆製氷応援団が建物を現オーナーに返還した2008年までの詳しい経緯
については→「南豆製氷とは」→「廃業からこれまでの経緯」をご覧ください。

(南豆製氷応援団・事務局H)
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by nanzu-plus | 2012-04-04 23:00 | 情報
お知らせ 歴史的建造物の保全・活用フォーラム
失ってから気づいても手遅れ…。
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※写真:高度成長の中で失われた旧下田小学校

多くの文化財が価値も知られないまま取り壊されている。

老朽化した民家などは補修・補強・改修して残すことが
できる事実を所有者が知らずに諦めてしまうことも多い。

※日本民家再生協会のサイトをご参照ください。
→http://www.minka.or.jp/

今まさに解体の崖っぷちに立つ伊豆・下田の産業遺産、
旧南豆製氷所の場合は、規模が大きいために保存が
難しいと考えられているが、規模が大きいからこそ、
文化財として価値があるとも考えられるのではないか。

※南豆製氷ブログ→http://nanzu.exblog.jp/
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※写真:大正12年に伊豆製氷冷蔵株式会社として建造された南豆製氷

下田の友人がタイムリーなイベントを教えてくれたので
以下、案内チラシから転載します。

※お問い合わせ・参加申込は、静岡県建築士会・事務局まで
(一番下に連絡先を記載しました)。

*************************

歴史的建造物の保全・活用フォーラム

歴史的建造物は、その地域に建つ固有のものであり、
地域の歴史とともに産業や生活と深く結びついた物語が
潜んでいます。そして、そのまちにしかないものだから、
個性あるまちづくりや景観づくりにつなげることができる
大切なものなのです。

しかし、歴史的建造物の価値がわからないままに、
知らないうちに壊されていく現実があります。歴史的な
建物を保全していくために、法律、税制、維持管理の経費、
耐震上の課題など様々な問題を、どのように解決していけば
いいのでしょうか。

地域の文化財建造物を判定できる専門家を育成するため、
建築士会は平成20年度から研修を実施し、122名の
「地域文化財専門家」が育ちました。

建築士会では、地域の文化財建造物について修繕・改修
などの相談を市町や所有者から受けるシステム体制を
整えようとしています。歴史的建造物の保全・活用に
ついて、先進地の事例を学びながら、みんなで考える場を
もつことにより、みんなで考える場にしたいと思います。

日時 平成24年2月10日(金)午後1時15分~5時

場所 静岡県産業経済会館3階大会議室(静岡市)

参加 どなたでも参加自由
   一般県民(建物所有者、管理者等)県市町行政職員・
   教委職員、建築士等(約100名)

内容

13:15 開会挨拶  静岡県建築士会 会長 西山昌行
13:20 基調講演「歴史的建造物の保全・活用とネットワーク」(仮題)
    工学院大学 教授 後藤 治
14:20 保全・活用の活動及びヘリテージセンターの提案
    ・加藤酒店(富士市) 山崎勝弘
    ・横須賀の歴史的建造物(掛川市) 平松郁生
    ・静岡ヘリテージセンターSHCの設置  鈴木貴博
(休憩10分)
15:20 フォーラム
    ・兵庫県・・・ヘリテージマネジャーと兵庫ヘリテージ機構H2O
          沢田 伸
    ・神奈川県・・・スクランブル調査隊と邸園保全活用推進員
          村島正章
    ・意見交換 塩見 寛
16:50 全体講評  工学院大学 教授 後藤 治
17:00 閉会
17:30 交流会(会費制)

主催 (社) 静岡県建築士会 景観整備機構
事務局:TEL 054-254-9381 FAX 054-273-0478
Eメール:honkai@shizu-shikai.com
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※写真:2008年に解体された南豆製氷の第二製氷室(現在は駐車場)
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by nanzu-plus | 2012-01-31 21:30 | 情報
緊急企画展 消えゆく下田のまち遺産
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下田まち遺産企画No.1 ≪消えゆく下田のまち遺産-旧南豆製氷所≫

廃業から7年。南豆製氷を取り巻く状況もずいぶん変化している。
下田の景観要素としての重要性はもとより、特に観光資源としての
南豆製氷の価値はむしろ高まっているのではないか。

そんな南豆製氷がいよいよ解体の瀬戸際に立たされている…。

今では誰もが惜しむ旧下田小学校の建物のように、私たちは
南豆製氷を失ってもよいのだろうか。今ならまだ間に合う。

そんな想いから、下記のとおり緊急企画展を開催しました。

・日時: 2011年12月25日(日)~2012年1月9日(月)13:00~19:00
(公式な開催時間は18:00まで。にぎやかしのために19:00まで開けていた)

・会場: 下田市 旧町 いっぷく堂まちだなギャラリー
町店(まちだな)通り、スーパーAOKI並び、カフェバー“茶気茶気”正面

・期間中の来場者総数:177人(市内:94人/市外:83人)
(1月10日は撤収日だったが、見学者あり)

解体の危機を受けて急きょ開催を決めたため広報がゆきとどかない中
ご来場いただきました皆様、ご支援・ご協力いただきました皆様、
まことにありがとうございました。

※開催日誌を更新しています。→「日誌」カテゴリをご覧ください。
※詳しい展示内容も追って掲載します→「報告」カテゴリ

私たちが訴えてきたのは南豆製氷を単に“残す”ことではなく、
残すことで下田の町並みづくりや活性化に“活かしてゆく”ことです。

南豆製氷は下田の大切な“まち遺産”の一つです。

これを契機に“下田まち遺産企画”を続けようと考えています。

詳細はこのブログでお知らせしますので、ご支援よろしくお願いします。

南豆製氷応援団有志


下田まち遺産企画No.1 消えゆく下田のまち遺産-旧南豆製氷所

南豆製氷は、大正12年(1923年)に伊豆製氷冷蔵株式会社の
下田工場として下田の旦那衆の出資で建造され、最新の技術を誇る
伊豆半島初の製氷施設として当時の業界誌に紹介されました。

のちに南豆製氷と名を変え、80年間にわたり港町下田の漁業の
盛衰と共に歩んだ歴史の生き証人です。

かつて石材の一大産地であった伊豆ならではの、全国的にも希少な
石造の産業遺産で、市内唯一の国登録有形文化財でもあります。

昨年7月に施行された下田市景観条例も、“下田まち遺産”という
考え方も、2004年に南豆製氷が廃業したことを受けて展開された
保存運動の過程で生まれました。

現在の所有者は下田市が買い戻すまで一時的に南豆製氷を購入した
経緯があり、その後市が購入を断念したため建物の処遇に苦慮されて
います。建物の解体に向けた手続きは最終段階まできています。

このままでは下田独自の“まち遺産”である南豆製氷は永遠に
失われてしまいます。

廃業から7年、状況は大きく変化しています。国内では産業遺産
ツアーがさかんになり、伊豆半島ジオパーク構想の中で伊豆石も
“火山の贈り物”と位置づけられるようになりました。景観形成に
力を入れはじめた下田市も数千万円かけて旧澤村邸を改修しています。

今なら南豆製氷にも新たな保存・活用の可能性が描けるのでは
ないでしょうか。

(南豆製氷応援団有志)
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by nanzu-plus | 2012-01-11 00:00 | 情報
東伊豆の伊豆石の蔵が解体の危機
サイトに来ていただきまして、ありがとうございます。
(更新が滞り申しわけありません!)

個人所有となった南豆製氷は未だに再生の時を待ち続けています。
草の根市民の出る幕がないのが残念です。

伊豆石やナマコ壁の蔵や古民家は相変わらず伊豆の各地で解体の
危機に直面しています。

今は東伊豆町・奈良本に残る伊豆石の蔵が絶体絶命のピンチです。

ぜひ下記サイトをご覧ください。

奈良本の伊豆石の蔵を次代へ伝えよう⇒http://izuishi.exblog.jp/

(H)
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by nanzu-plus | 2010-10-26 01:19 | 情報


南豆メモ
南豆製氷 消滅


これまで建物を
残してくださった
所有者に向けた
≪ありがとう募金≫
2013.11.30 終了
合計:36万3,593円

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