伊豆下田の南豆製氷を  未来に活かすサイトです。
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写真 2013.1.22
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by nanzu-plus | 2013-01-22 19:30 | 南豆製氷の画像
日誌 2013.1.21 ≪南豆製氷1923-2013≫
2013年1月21日(月)
晴れ、のち曇り/来場者20人(市内10人/市外10人)+内輪1人

昨日きてくださったWさんが釣りに使う錘やテグスを持ってきてくれた。
風が吹き込むと写真が揺れるので、さっそく活用させていただく。

午後、S新聞が取材にきた。
そこへちょうど来場した埼玉県のH夫妻にインタビューに協力していただく。
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「ただ残すのではなく、活用してほしい」、「氷の彫刻体験を提供するなど、
イベントを開催して」など、それぞれコメントしてくださった。

私も、南豆製氷は歴史的建造物・文化財として保存するだけでなく、
旅人も地域の住人も集まる場として様々な用途で活用するのが良いと思う。

会場には応援団が南豆製氷で活動していた2005年から2008年までに
開催したライブや作品展などの写真を展示した。保存運動の一環として
皆様からカンパを集めて開催したイベントには市内外から多くの参加者が
訪れたが、そのときのにぎわいは参加した人たちしか知らないからだ。

保存して外観だけ整備して見学するだけの施設にすべし、という人もいる。
確かに内部も使えるようにするには補強費がかなりかかるので、少なくとも
保存後の数年間はそれでも良いのかも知れない。補強費用をねん出しつつ
段階的に整備・公開する計画でいけば建造100周年までに完成するのでは…。
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署名用紙などを置いた受付テーブルを会場正面に出してみた。
これで往来から少しは目に付くようになった。
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福島県から下田を訪れていたYさん、Sさんが話を聞いて署名してくれた。

静岡県建築士会のKさんがご来場。仕事で下田に来ていて、偶然通りがかった。
「国登録有形文化財よりも先に、地元下田市の歴史的建造物に指定すべきだった。
ただ、今はどこの自治体も文化財を増やしたがらない」と話してくれた。

確かに、当初まず下田市の歴史的建造物に指定しておけば、その後も市に
いくらかの責任が生じたはずだった。今からふり返れば反省点のひとつ。

さらに、Kさんは「天竜川河口の街道沿いに伊豆石の建物がたくさん残っている。
建築士会の西部ブロックでは伊豆石の勉強をしている」と言っていた。当の
伊豆より静岡県内の他の地域で大切にされている伊豆石…複雑な想いだ。

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下田のSさんが立ち寄る。2005年の秋に機械室で友人たちと演奏会を開催した
ときの写真の前でパチリ。アットホームで和やかな演奏会だった。

下田を舞台にしたアニメ『夏色キセキ』ファンの若い男性が来場。昨年すでに
テレビ放送は終了したが、アニメがご縁でその後も何度も下田に戻ってくる
彼のようなファンがたくさんいる。
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実は、会場となった空き店舗の隣にはアニメに登場した“ハリスの足湯”がある。

「アニメで鍵を握っていた“お石様”は伊豆石、南豆製氷も石造、伊豆石パワーの
源泉は火山」と説明すると、Yさんは「応援しますよ!」と言ってくれた。

下田の商店街は年々シャッターが下ろされたままの空き店舗が増えている。
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会場のある伊勢町通りはまだ明るいほうだ。今回の写真展も周囲の店舗の
閉店時間に合わせて19:00まで開催することにした。
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下田生まれの切り絵師、伽嶋清華さんが手作りサンドを差し入れしてくれた。
初の個展を南豆製氷で開いて以来の仲間だ。これまで南豆製氷をモチーフに
多数の切り絵を制作している。会場にも最新作を展示させてもらっている。
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下田のオヤジさんが三人来場。「本当は残してもらうといいんだがなぁ」。
それぞれ署名してくれた。
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19:00閉場。

※南豆製氷応援団の公式日誌ではなく、個人的な日誌です。ご了承ください。

(南豆製氷応援団H)
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by nanzu-plus | 2013-01-21 23:00 | 日誌
写真 2013.1.21
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by nanzu-plus | 2013-01-21 17:00 | 南豆製氷の画像
日誌 2013.1.20 ≪南豆製氷1923-2013≫
2013年1月20日(日)
晴れ/来場者11人(市内5/市外6)+内輪5人

10:00開場後も残った設営作業は続く。
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最初の来場者は仙台市からお越しのH夫妻。解体が迫っているとの説明に、
「函館や横浜では古い建物を残して観光に活用しているのに…」。

伊東市から来た三人家族のお父さん、「久しぶりに来たけどさびれたねぇ。
それでも伊東より洒落た店が多い。さすが、下田」。南豆製氷のことは
ご存じだった。ご家族そろって署名していただく。

金沢市からのリピーターNさん。2011年の企画展にも立ち寄ってくださった。
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河津の友人が来場、その場で写真を撮ってウェブに流してくれた。
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南豆製氷を撮影するために会場を空ける。毎日写真を撮ってブログに掲載して、
見守ってくださる皆様に南豆製氷がまだ立っていることをお知らせしている。
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途中、某喫茶店の方に「昨日行ったら開いてなかったよ」と言われる。
せっかくお越しいただいたのに、すみませんでした。
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下田のHさん。「南豆製氷のイベントにはよく行った。見学もしたよ。
この建物がなくなっちゃったら、なんか心に穴が空いちゃうみたいだものね。
署名は多いほうがいいんでしょ、私も集めてあげるよ」。ありがとうございます。
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下田在住の風車アーティスト・広井敏通さんが通りがかったので呼びとめる。

広井さんがデザインする花の形をした風車は、毎年冬の風が強い時期に
下田のベイステージエリアを飾る。市内の小学生を中心に多くの市民が
風車づくりに協力して開催しているイベントだ。

第一製氷室の製氷プールの木枠に無数の花の風車が飾られた時は
圧巻だった。歌手の一青窈さんが南豆製氷でロケを行った時も広井さんの
風車が背景に使われていた。
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下田のMさん、今日は午前中に行われた河津‐下田駅伝を走ってきたそうだ。
「アピールすべきは南豆製氷が建造された時代。市民は元気だった時代の
下田の写真を見たいはず。そして南豆製氷だけでなく、他の建物まで視野を
広げないと…」。保存に向けた良いアドバイスをいただく。
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下田のWさん。2012年に国内認定された“伊豆半島ジオパーク”の活動に
熱心に取り組んでいる方だ。「南豆製氷はジオサイトですよ」と話してくれた。

南豆製氷は伊豆に残る最大の石造建築(橋やトンネル以外)、そして伊豆石は
ジオパークのテーマである「火山からの贈りもの」のひとつ。下田のみならず
伊豆全体にとっても希少な文化財なのだ。火山活動によって形づくられた海岸線や
山肌の景観がジオパークは大きな見どころだが、火山と人のかかわりを示す
伝承、伝統、祭、風物など様々なものが見学対象になる。

夕方、下田の切り絵師で応援団メンバーの伽嶋清華さんが「旧南豆製氷所と
運命の輪」と題した作品を搬入。清華さんはこれまで南豆製氷をモチーフに
多くの切り絵を制作、最初の個展の会場も南豆製氷だった。

一日遅れの初日をなんとか無事に終えることができた。

※南豆製氷応援団の公式日誌ではなく、個人的な日誌です。ご了承ください。

(南豆製氷応援団H)
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by nanzu-plus | 2013-01-20 23:00 | 日誌
写真 2013.1.20
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by nanzu-plus | 2013-01-20 15:00 | 南豆製氷の画像
日誌 2013.1.19 ≪南豆製氷1923-2013≫
2013年1月19日(土)

本当は今日から開催するはずだったのだが…。

会場の空き店舗のシャッターを閉めたまま設営作業に明け暮れる。
皆様、申しわけありません。

遮光シートには写真を直接貼ることができないことが判明したので
昨日は帰宅してから徹夜で代替展示方法の材料を作った。

段ボール、両面テープ、テグスなどを使って写真を吊るすことにした。
2005年から2008年まで南豆製氷で開催した様々なイベントのなかで
編み出した方法だ。本来の用途が展示会場ではなく製氷工場だったので、
展示を行う際にはみんなで知恵を絞って低コストの設営手段を考えたものだ。

逆に、工場といっても石造、それも南伊豆地域の伊豆“軟石(なんせき)”で
できているので、天井の高い機械室でひんぱんに開催した音楽イベントの
際には音響がとても良いと、多くの演奏者が言っていた。

それにしても、音響機材や照明機材、机、椅子、ストーブ、扇風機など、
実に多くの備品を市民の皆様から寄贈していただいたり貸していただいた。

2008年に建物を所有者に返還した際には、いただいた備品はできるだけ
廃棄せずに希望者に譲ったり、支援者に手分けして保管してもらって、
机などは今でも活用させていただいている。

夜も更けて、ようやく展示が形になってきた。
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※南豆製氷応援団の公式日誌ではなく、個人的な日誌です。ご了承ください。

(南豆製氷応援団H)
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by nanzu-plus | 2013-01-19 23:00 | 日誌
写真 2013.1.19
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by nanzu-plus | 2013-01-19 19:30 | 南豆製氷の画像
日誌 2013.1.18 ≪南豆製氷1923-2013≫
2013年1月18日(金)

大正12年建造の南豆製氷は90周年の正月を迎えた。まったく奇跡的。

所有者が国登録有形文化財である建物を「9月から全解体する」前提で
書類を提出して、文化庁がこれを受理したのが2012年の夏だった。

だが、10月に入っても工事が始まる気配がない。意を決して所有者に
電話して買い手を探しているので解体を待っていただくようお願いしてみる。
初めていただいた“猶予期間”は10月末まで。急ぎ東伊豆の協力者に伝える。

残念ながら約1億円の案件を他県の相手とまとめるには時間が足りなかった。

10月31日の夜、所有者に電話でそのことを伝える。これで万事休すか。

建物がまだ立っている間は希望を持ってできることをやろうと思ったが
自分の仕事が立て込んで身動きが取れないまま時間だけが過ぎていった。
それでも一日一回どんなに忙しくても南豆製氷の写真を撮ってブログに
掲載していたが、11月半ばにはさすがにあきらめかけた。

ところが12月になっても南豆製氷は立っている。これはひょっとすると、
90年目の正月を迎えられるかも知れない。記念に何かできないものか。
いま一度、南豆製氷に注目してもらえるし、会場で署名を集めることもできる。

でも、イベント開催中に解体工事が始まったらどうしよう。

いや、年明けから工事が始まるとしても、とにかく元旦に建っていてくれたら、
90年間下田の町を見守ってきた“まち遺産”に敬意を込めて写真展をやろう。

…と、長くなったが、こんな経緯で今回も急きょ展示を行うことになった。

これまで使っていた町店通りの“いっぷく堂まちだなギャラリー”は、
下田を舞台にしたアニメ『夏色キセキ』のファンセンターになっているので
別の会場を探した。下田の町中には市民が気軽に使えるスペースが少ない。
それ自体も南豆製氷を保存したい理由のひとつなのだ。

今回は運よく伊勢町通りの空き店舗を貸していただけることになった。
椅子と机は中央商店街から借用できた。関係者に感謝します!

開催を前日に控えた18日、軽トラックで備品を搬入。

この40分の1模型は2007年に東京の建築家、構造家、学生らが制作したもの。
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下田市が購入・活用を目指していた頃は市民文化会館に展示されていた。

市が計画を断念してからは応援団が引き取って保管。以後イベントがあるたびに
センターピースとして展示してきたが、さすがに歪みが目立つようになった。
展示に耐えられるのは今回が最後になるかも知れない。

さて。肝心の設営作業は難航しまくった。写真を貼る壁面がないので
値段の安い遮光シートを使ったのだが、表面に凹凸があるので貼った先から
写真がはらはら落ちてくる…。別の方法で展示するしかない。

さらに、自分がギックリ直前の腰痛で脚立の上り下りもおっかなびっくり、
このペースではとても展示が間に合わない(汗)。

そんなわけで19日からの開催は不可能になりました。申しわけありません。

※南豆製氷応援団の公式日誌ではなく、個人的な日誌です。ご了承ください。

(南豆製氷応援団H)
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by nanzu-plus | 2013-01-18 23:00 | 日誌
写真 2013.1.18
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by nanzu-plus | 2013-01-18 22:09 | 南豆製氷の画像
≪南豆製氷1923-2013≫建造90周年記念写真展
≪南豆製氷1923-2013≫ 建造90周年記念写真展

・日時:2013年1月19日(土)~27日(日) 10:00~19:00
・場所:下田市旧町内 伊勢町通り“ハリスの足湯”隣の空き店舗

※写真:南豆製氷の前身、伊豆製氷冷蔵株式会社(大正12年『賀茂郡勢概要』)
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伊豆の港町下田に大正末期から立つ国登録有形文化財・旧南豆製氷所
(なんずせいひょう)は2013年に建造90周年を迎えました。

当時最先端の機材を導入して伊豆半島で最初に建造され、80年間も
地域の水産業を支えた国内では珍しい木骨石造の近代化遺産です。

伊豆の石材・石造の伝統と術を今に伝える最大の石造建築として、昨年
9月に認定された伊豆半島ジオパークの“ジオスポット”に値する建物です。

近年ようやく定着しつつある“下田まち遺産”や下田市景観まちづくり条例
(2010年施行)も、内外の市民やまちづくり組織が行政と共に取り組んだ
南豆製氷の保存運動から生まれました。

レトロな町並みで観光客にも人気の“ペリーロード”に至る旧町の玄関口に
立つ南豆製氷は、保存運動がさかんだった時期には住人と旅人の交流と
表現の場として開放されていました。

保存をめぐる紆余曲折を経て今や解体を待つばかりの状況に直面していますが、
下田の人々の営みを90年の長きにわたって見守ってきた町の歴史の生き証人に
敬意を込めて写真展を開催し、改めてその価値と保存を訴えたいと思います。

ポスターのダウンロード
チラシのダウンロード

下田市に南豆製氷の保存・活用の再検討を要望する署名は、解体が
確定するまで希望を持って継続しています。私たちが所有者と市に
関心を示すことが重要です。

下田の大切なまち遺産を次代へ活かすため、皆様のご理解とご協力を
なにとぞよろしくお願いします。

・署名用紙のダウンロード→ http://nanzu.exblog.jp/ トップ画面から
・Facebookからの署名→ http://www.facebook.com/nanzuseihyou/

・主催:南豆製氷応援団
・連絡:0558-22-3166(はなぶさ)
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by nanzu-plus | 2013-01-18 03:00 | 情報


南豆メモ
南豆製氷 消滅


これまで建物を
残してくださった
所有者に向けた
≪ありがとう募金≫
2013.11.30 終了
合計:36万3,593円

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