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南豆製氷の東側に隣接する住吉稲荷。
お稲荷さんが製氷業に従事する人々を見守り、建物が風よけとなり、 そうして長く寄り添ってここに立ってきた…そんな風に思えてならず 毎年元旦にはまず住吉稲荷にお参りしてきた。 南豆製氷が解体されればお稲荷さんは吹きっさらしになってしまう。 建造90周年の元旦の南豆製氷。行き交う観光客が見上げてゆくが そこには建物の由来も下田市内唯一の国登録有形文化財である証も 掲げられていない。大川端への散策路の入口なのに街灯は夜も真っ暗。 2008年の末に南豆製氷応援団が所有者の方に返還して以来まる四年間、 定期的な清掃も簡単な補修も行われず建物は劣化の一途をたどってきた。 貯氷庫の西側外壁。元旦で駐車車両がなかった。 伊豆石を「火山の贈りもの」とする伊豆半島ジオパーク構想に照らせば “ジオスポット”に値する半島に残存する最大の石造建築。 誰もが伊豆石の多彩な表情に身近に触れることのできる、下田旧町への 玄関口に立つこの歴史的建造物をなぜ観光に活用しようとしないのか。 いつも背後には武山(ぶざん)。別名、寝姿山。 大正末期に建てられた南豆製氷の貯氷庫の旧町に向けた顔は、当時流行った “ファサード”造り。実際より建物が大きく見える。 (南豆製氷応援団H)
by nanzu-plus
| 2013-01-01 16:00
| 南豆製氷の画像
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南豆メモ
南豆製氷 消滅
これまで建物を 残してくださった 所有者に向けた ≪ありがとう募金≫ 2013.11.30 終了 合計:36万3,593円 ::Links:::::::::::::::::::::::::::::: 下田まち遺産連携会議 下田TMO NPO地域再創生プログラム カテゴリ
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